
ChatGPT(チャットジーピーティー)とは
最近よく耳にしますが使ったことのある人はまだ少ないかもしれません。アメリカのOpenAIが開発したシステムで、スマホやPCから質問を書き込むと会話するような操作でAIが回答してくれるサービスです。サービス開始2ヶ月で月間アクティブユーザー1億人に達しているそうです。
従来のAIが回答してくれるサービスとの違い
簡単な問答ならば、これまでのAIサービスやチャットボットで対応できました。従来のAIとChatGPTが異なるのは、複雑かつ高度なリクエストに対して長文の回答ができるという点で画期的です。
高校生や大学生のレポートも代わりに書けてしまうほどで、教育現場でも対応が課題になっています。
アメリカではAIができる対応の次元が変わってきたという認識もあります。
IT業界の勢力図を変えるほどのインパクトになるのか?
ChatGPTの開発に投資していたMicrosoftが、Bing(MSの検索サービス)にChatGPTの技術を活用しました。Googleも新たに人工知能搭載の新たなチャットボット「Bard(バード)」を打ち出したのですがその回答精度が低いことが明らかになり評価を下げました。これを受けて2/8にはGoogleの親会社アルファベットの株価が一時8.9%下げ昨年10月26日以来の大幅安となりました。
検索エンジンのシェアはGoogleが世界シェアの9割を握っていますがその地位が脅かされるのではないかという観測が出ています。
ChatGPTを使う方法
必要なもの
メールアドレス
認証用のパスワード(8桁以上)←サインアップ中に決めます
SMS認証ができる携帯番号
Sign up(サインアップ)
https://chat.openai.com/auth/login にアクセスし、「Sign up」ボタンをクリック

Create your accountのページでメールアドレスを入力し「Continue」をクリック

パスワードを設定し「Continue」をクリック。パスワードは最低8文字。


入力したメールに届くVerifiyメールの「Verify email address」のリンクをクリックすると、氏名を入力する画面が開きます。Termsに合意し18歳以上の場合ここで氏名を入力して「Continue」をクリック。

認証用の電話番号を入力し「Sendcode」をクリック

SMSで届くcode6桁を入力するとChatGPTを使うことができます
ChatGPTの使い方
上記サインアップが終わると、Chat画面が開きますので、そこに質問を入れればすぐに使うことができます。画面上には
例
「量子コンピューティングを簡単に説明して」
10歳の誕生日のクリエイティブなアイデアはありますか?」
Javascript で HTTPリクエストを作成するにはどうすればよいですか?」
機能
ユーザーが以前の会話で言ったことを覚えている
ユーザーがフォローアップ修正を提供できるようにする
不適切な要求を拒否するように訓練されています
制限事項
誤った情報を生成することがある
時折、有害な指示や偏った内容を生成する可能性があります
2021年以降の世界と出来事に関する限られた知識
と記載があります。このあたりを意識しながら使うと良いでしょう
試しに「10歳の誕生日のクリエイティブなアイデアはありますか?」と聞いてみると

たくさんのアイデアを出してくれます。
私のように英語が苦手ならば、さらに翻訳AIで日本語表示すれば、日本語での操作も可能になります。Google Chromeの機能で日本語にしてみます。

基本的に無料で使えるので、いろいろ試してみます。
テック企業の競争を通じてよりよいサービスが出るとよいですね。
Comments