レノボ アイデアパッドC340(15)は、メモリ増設(交換によるメモリ増設)により最大20GBまでメモリ増加が可能です。 追加するメモリ選定と増設の方法を説明します。

目次
追加用メモリの選定
メモリ追加前の準備(道具準備)
メモリ追加(交換)方法
メモリ追加後の確認
1. 追加用メモリの選定
crucialのサイトに行くと、自身のコンピュータに合ったメモリを見つけることができます。

「利用規約に同意する」にチェックを入れて「始めましょう!」のボタンをクリックすると、CrucialJPScan.exeというファイルがダウンロードされて、exeを実行することにより、自身のコンピュータをスキャンしてくれるようなのですが、ダウンロードしたexeは極力実行したくないので「私のコンピュータを調べてください」のタブをクリック。

自分のコンピュータ(パソコン)のモデルを入力し「アップグレード製品を見つける」をクリックすると、互換性のあるメモリを提示してくれます。
自分のコンピュータのモデルはパソコンの底面に書かれています。
私は最大の20GBへのメモリ増設をしたかったので、16GBのメモリを選択しました。該当するものは以下の3種類でした。「DDR4-3200」のようにハイフンの後ろの数字はメモリ転送レートで、数字が大きくなるほど多くのデータ転送が可能な高性能メモリです。ご自身の予算と使い方から適切なものを選択してください。金額は約6500~8000円程度(2022/11/17現在)です。
![]() | Crucial 16GB DDR4-3200 SODIMM CT16G4SFRA32A |
![]() | Crucial 16GB DDR4-2666 SODIMM CT16G4SFRA266 |
![]() | Crucial 16GB DDR4-2400 SODIMM CT16G4SFD824A |
2. メモリ追加前の準備(道具準備)
メモリを購入して「いざメモリ増設!」と思ったのですが、PCのカバーを開けようと思ったら星型のネジでとまっていて、うちにある工具では開くことができませんでした。そのため慌てて星型のドライバーをAmazonで379円で注文しました。。。 T5というサイズの星型ドライバーならばC340のネジを回すことはできます。

星型T5ドライバー:カバーのネジ回し用
マイナスドライバー:カバーを開ける際に何かしら必要
プラスドライバー:バッテリーを止めているネジ回し用
3. メモリ追加(交換)方法
PCのバックアップ
もしものことを考慮してPC内のデータバックアップを取ります。USBの外付けHDDでも、クラウド上でもなんでも良いと思います。
シャットダウン

シャットダウンには通常のシャットダウンと完全シャットダウンがあります。Shiftを押しながらシャットダウンする完全シャットダウンをしておくと良いです。
カバーを外す

PCを裏返してT5のドライバーでネジを外します。ネジのサイズも同じですし、外す順番は気にせずに大丈夫です。全部で10本のネジがあります。小さいので無くさないように。
ネジを全部はずしたら、カバーと本体の隙間にマイナスドライバーを入れて丁寧に外していきましょう。気合を入れすぎるとプラスチック部分が割れてしまう可能性があります。
バッテリーを外す

通電したまま作業することによる故障を避けるためにバッテリーのケーブルを外します。
ケーブルを外したあとに、電源ボタンを数回押して放電させましょう。
メモリを差し替える

メモリカバーを開けます。3箇所爪で固定されているので、軽く広げながらカバーを引っ張ると、カバーは外れます。

両側にあるメモリを固定する金属を軽く左右に開くとメモリが外れるので、そっと引き抜いてください。

メモリを外した状態

増設用のメモリは端子部分をそっと差し込み、上部(画像では下の方)を押し込むとカチッとハマります。
あとはこれまでの手順を逆に実行して、PCのカバーを閉じます。
4. メモリ追加後の確認
PCをもとに戻したら、電源を入れてタスクマネージャーを開きましょう。メモリの容量が20GB程度になっていたら大成功です。

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