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作ったサイトがGoogleから消えた!?過去問NAVIの悪戦苦闘日記

4 時間前
読了時間: 6分



9月に「過去問NAVI」という資格試験の過去問サイトを公開しました。無料で登録もいらなくて、113種類の資格試験、57,436問を載せています。


(2026/11/02時点)


ありがたいことに、公開してしばらくは調子がよかったんです。


ところが10月の7日、8日あたりから、Googleの検索結果からの流入がほとんど無くなってしまいました。


今日はその顛末を、恥ずかしいところも含めて書いておきます。同じようにサイトを作っている人の「あるある」として読んでもらえたらうれしいです。


ざっくり言うと

・10月7〜8日ごろから、Googleの検索結果からの流入がほぼゼロに

・手動の対策もセキュリティの問題もなし。インデックスもされているのに表示されない

・Bingも10月23日に落ちて、いまは現状維持で様子見中


日付

できごと

9/14

Googleの検索結果に初めて表示される

9/22〜25

プレスリリースの効果で、1日のPVが666まで増える

10/5

全ページのタイトルと説明文を書き換える

10/7〜8

書き下ろしの解説を約1.6万問ぶん公開。同じ頃から、検索の表示が激減

10/23

Bingの表示も急に落ちる

10/30

これ以上いじらず、現状維持にすると決める




公開から1か月は、順調だった


公開は9月の中旬。9月14日にGoogleの検索結果に初めて出たときは、地味にガッツポーズをしました。


9月22日から25日にかけてはプレスリリースの効果もあって、1日のPVが666まで跳ねました。Search Consoleで見ると、検索からのクリックは多い日で1日100近く。


平均の掲載順位も8位前後で、「お、これはいけるのでは」と思っていました。




10月7日、検索結果から消えた


事の始まりは10月5日です。もっと流入を増やしたくて、全ページのタイトルと説明文を書き換えました。問題ページには前後の問題や、同じ分野の問題へのリンクも足しています。


その2日後、10月7日と8日に、書き下ろしの解説を、約1.6万問ぶん一気に公開しました。


そうしたら、表示回数がストンと落ちたんです。1日3,000〜6,600回出ていたのが、1日25〜67回くらいに。


減った割合でいうと約98%です。クリックも1日50〜100回から、0〜3回になりました。



グラフを見たとき、最初は「計測が壊れた?」と思いました。壊れていませんでした。



原因を探したけど、どこを見ても「問題なし」


まずペナルティを疑って、Search Consoleを全部見ました。


  • 手動による対策:問題は検出されませんでした

  • セキュリティの問題:問題は検出されませんでした

  • クロールのエラー:ほぼなし(200が99%)

  • インデックス:登録済みが約1.7万ページ。外されてもいません



site: で検索すると、ちゃんと出てくるんです。なのに「潜水士 過去問」みたいな普通の検索では出てこない。しかも、残っている検索の掲載順位は6位前後のまま変わっていません。


順位が落ちたというより、表示される機会そのものがなくなった感じです。


直すべきエラーが見つからない。これがいちばんつらかったです。エラーがあれば直せばいいんですが、そもそも直す場所が見当たらない。



自分なりの見立て


調べていくと、ちょうどその時期にGoogleのスパムアップデート(9月24日〜10月8日に展開)があったようです。


私の見立てはこうです。手動のペナルティではなく、アルゴリズムによる「サイト全体の評価の引き下げ」。数万ページを短期間に一気に増やしたので、中身を点検していても「量産されたページ」と見られた可能性があります。


ただ、これはあくまで推測です。全ページのタイトル書き換えと、解説1.6万問の追加と、アップデートのタイミングが、全部重なっていました。


どれが引き金だったのかは、今もわかっていません。



打った手


一度はしばらく様子を見ようと決めたんです。でも4日後に、待っていても戻りにくそうだと考え直して、動くことにしました。


  • 解説のない問題ページ26,606件を noindex にしました。検索に出すのは、解説つきの30,511件だけです

  • 解説を増やして、解説ありの割合を36%から54%にしました

  • 「解説の作り方と編集方針」のページを作りました。一次情報と照らして全件点検して、正答が合っているかは機械でも確認する、という流れを公開しています

  • 問題文と選択肢まで同じページ(試験をまたいで同じ問題が出る資格が多いんです)を、代表のページにまとめました。余分なページは16,177もありました

  • お問い合わせのURLがクロールされていたので、robots.txt で止めました



調べるほど、自分のサイトの粗が出てきました。同じ問題のページが1.6万もあったり、「修正依頼」リンクが問題の数だけクロールされていたり。


820件ものお問い合わせURLが「代替ページ」として並んでいたのを見たときは、さすがに声が出ました。



Bingに救われて、そのBingにも見放された


Googleが落ちた分を、Bingと、ChatGPTやCopilotなどのAI経由の流入が補ってくれました。


期間

Google

Bing

AI系

9/27〜10/10

約790

約710

約140

10/11〜24

110

1,793

約560


Bingは全体の57%を占めて、一時はGoogleを失う前よりセッションが48%増えていました。これは本当に助かりました。


……と思っていたら、10月23日にBingも表示が一気に落ちたんです。1日2,000〜4,700回出ていたのが、7回に。



Copilotに引用される回数もゼロになりました。Bing Webmaster Toolsを見ても、インデックスは外れていません。



載ってはいるのに、出してもらえない。Googleのときと同じ形でした。


Bingの画面には、IndexNow(更新を知らせる仕組み)を「一度に大量に送らないで」という注意も出ていました。


確かに数万件ずつ送っていたので、中身が変わったページだけ、1回1,000件までに変えました。長すぎるタイトルも70字までに直しています。



いまの判断:いったん現状維持


10月30日に、これ以上いじるのはやめることにしました。


Search Consoleでトップページや解説つきの問題ページを検査すると、どれも「クロール済み - インデックス未登録」。


Googleは毎日1,000〜2,500ページほど読みに来ています。読んではいるのに載せない、ということは、ページ単体の問題ではなくサイト全体の評価の話だと思っています。


であれば、あれこれ触っても逆効果になりかねません。


その代わり、検索以外の入口を育てることにしました。InstagramのリールやYouTube、ポッドキャストなどです。


Instagramからの流入は、10月23日ごろから出始めています。



今回の学び


自分への戒めも込めて、まとめておきます。


今回の学び

1. 新しいサイトで、大量のページを短期間に追加・書き換えするのは危ない。解説を一度に何万も出すのは、点検していても疑われうる。少しずつ出すほうがいい

2. 検索に出すのは中身のあるページだけにする。選択肢と正答だけのページを数万件インデックスさせたのは失敗だった

3. 同じ問題が複数の試験に出るなら、最初から canonical で代表にまとめておく

4. IndexNowやサイトマップの送信は、変わったものだけ、少しずつ

5. 管理画面が「問題なし」でも、サイト単位の評価の引き下げは起きる。直してもすぐには戻らない

6. 入口をGoogleだけに頼らない。落ちたときの支えになる


まだ戻っていないので、結末はありません。11月中旬にもう一度数字を見て、続きを書くつもりです。


悪戦苦闘は、まだ続きます。


 
 
 

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