ブログのインデックス未登録が76件?Google Search Consoleで理由を調べてみた話
- 1 日前
- 読了時間: 6分
Google Search Consoleを開いたら「インデックスに登録されていないページ数:76」という数字が目に入りました。うちのブログは日本語・英語・韓国語・中国語の4言語で記事を公開しているので、正直「うわ、そんなに漏れてるのか」と一瞬焦りました。ただ理由の内訳を見ていくと、実は大半が対応不要なものだと分かってきました。今回はその調査の過程を、そのまま記録として残します。
まず「ページ」レポートで内訳を見る

インデックス未登録の件数だけを見て慌てるのは早計です。Search Consoleの左メニュー「ページ」を開くと、未登録ページが理由別に分類されて表示されます。うちの内訳はこうでした。
・noindexタグによって除外されました:51件
・検出 - インデックス未登録:17件
・クロール済み - インデックス未登録:4件
・ページにリダイレクトがあります:2件
・代替ページ(適切なcanonicalタグあり):2件
76件中51件が「noindexタグによって除外」。この理由がダントツで多かったので、ここから調べ始めました。
noindexの51件は「タグ一覧ページ」だった

「noindexタグによって除外されました」の行をクリックすると、該当する51件のURL一覧が見られます。開いてみて拍子抜けしました。
URLがすべて次のパターンだったのです。
・https://www.robin-planning.com/blog/hashtags/Lambda
・https://www.robin-planning.com/zh/blog/hashtags/生成AI
・https://en.robin-planning.com/blog/hashtags/API
なぜ51件も溜まったのか
理由は単純で、記事を1本公開するたびに、日本語・英語・韓国語・中国語でそれぞれ5〜7個のハッシュタグを付けてきたからです。「#AWS #Lambda #DynamoDB #SQS #コスト削減」のような組み合わせが、4言語ぶん×記事数ぶん積み上がると、ユニークなタグページの数はあっという間に膨らみます。
そもそも、これは直すべきものなのか
結論から言うと、直す必要はありません。タグ一覧ページは「そのタグが付いた記事へのリンクが並んでいるだけ」で、独自のコンテンツがありません。こうした薄い自動生成ページに検索エンジンからのアクセスが集中すると、サイト全体の評価にとってむしろマイナスです。Wixが既定でnoindexを付けているのは、正しい標準動作でした。
「noindexが付いている=悪いこと」ではありません。むしろ、検索結果に出す価値のないページを、プラットフォーム側が適切に間引いてくれている状態です。件数の多さだけを見て慌てず、そのページの中身がなんなのかを先に確認するのが大事だと痛感しました。
本当に見るべきは「検出-未登録」の17件だった

noindexの51件が一段落したところで、残りの理由を確認しました。「検出 - インデックス未登録」の17件をクリックすると、様子がまったく違いました。
・https://www.robin-planning.com/post/【体験談】合同会社の代表社員を変えたら?...
・https://www.robin-planning.com/post/cloud9を愛して使い続けたけど、いよいよ対処しなきゃいけない。
・https://www.robin-planning.com/post/lambda-のランタイム変更
・https://www.robin-planning.com/post/【2026年10月から】インボイスの経過措置が80-70に。...
こちらは正真正銘、記事本体(/post/...)が15件、カテゴリ一覧ページが2件という内訳。ここは本当に手当てが必要な部分でした。
「該当なし」の意味
この17件は、前回のクロール欄がすべて「該当なし」になっていました。最初はエラーかと思いましたが、調べてみるとこれは「Googleがサイトマップなどでこのページの存在自体は把握しているが、まだクロールする順番が回ってきていない」という意味でした。noindexのような能動的な除外ではなく、単なる順番待ちです。
焦った理由が分かりました。うちのブログはこの数週間で数十本規模の記事を4言語で一気に公開しています。Googleのクロール頻度は基本的にサイトの実績(更新履歴の蓄積や過去のクロール結果)に応じて配分されるため、新しいサイトで急激に記事数が増えると、クロールが追いつかず「発見したが後回し」の記事が溜まりやすくなります。異常事態ではなく、ブログが育っていく過程で自然に起きることでした。
優先度の高い記事だけ手動でリクエストする

17件全部を待つのではなく、検索流入を特に期待したい記事だけ、手動でインデックス登録をリクエストすることにしました。手順は次のとおりです。
1. 対象記事のURLをコピーする(/post/... の記事本体。カテゴリページやタグページはここでは対象にしない)
2. Search Console画面上部の「URLを検査」バーに貼り付けてEnter
3. 「URLはGoogleに登録されていません」という結果を確認
4. 「インデックス登録をリクエスト」ボタンを押す
5. 「テストが完了しました」と出れば送信完了
1日にリクエストできる件数には上限があるため(個人アカウントで目安10〜12件程度)、17件すべてではなく、直近で公開したばかりの記事や、インボイスの経過措置のように期限がある記事を優先して3〜5本に絞りました。
多言語サイトで気をつけたいポイント
今回の調査を通じて、4言語展開しているブログならではの注意点が見えてきました。
・URLの偏りを先に確認する:除外理由の一覧を見たとき、まず「特定の言語(en/ko/zhなど)だけに偏っていないか」をチェックする。もし偏っていたら、多言語の公開設定やhreflangタグの問題を疑う必要がある
・タグの数は言語の数だけ掛け算で増える:1記事あたりのハッシュタグ数を絞ると、タグページの増殖も抑えられる
・公開ペースとクロール速度のバランス:新しいサイトほど、Googleのクロール速度には限りがある。大量公開が続くと「検出-未登録」が積み上がりやすい
まとめ
1. インデックス未登録の件数だけで焦らず、まず理由別の内訳を見る
2. 「noindexタグによって除外」は、タグ一覧ページなど薄いページであれば対応不要なことが多い
3. 「検出-未登録」は単なる順番待ち。優先度の高い記事だけ手動でリクエストする
4. 多言語サイトは、除外理由が特定の言語に偏っていないかを最初に確認する
Search Consoleの数字は、見方を知らないと必要以上に不安になります。今回の調査で一番の収穫は、「未登録=問題」ではなく、「未登録の理由ごとに、対応が要るものと要らないものがある」と分かったことでした。
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